PTA役員選出は大変なことだと思います。
やってくれる人を探すのはもとより、パソコンのできる、できないで負担のかかり方が激変します。
目次
PTAの広報誌作りはパソコンができる人に負担が集中してしまう
1. お名前(ニックナーム)
peach
2. 住んでいる地域
近畿
3. PTAでどんな役割を担っていたか?
その他の委員
田舎に住んでいますので、暗黙の了解のようなルールがたくさんあります。
まず、子ども1人につき、1回は必ず役員がまわってきます。
学校側の役員と地域側の役員が重複することもあります。
地域側の役員は、不公平にならないように、最高学年の保護者全員が役員になるシステムだったこともあります。
そのため、人数は多いときと少ないときがあります。
学校側の役員は、役員の中からさらに委員会に所属して、それぞれの活動を行います。
私が所属したことがあるのは、地区委員と広報委員です。
地区委員の仕事は、資源回収の手配とまとめ役、地区の祭典の警備などです。
広報委員の仕事は、年に2回の学校広報誌の発行でした。
前期と後期に1回ずつですが、写真撮影は学校行事のたびに必要になるため、メンバーで分担しながら行いました。
記事の構成は2か月前ぐらいから、週1のペースで集まり作業を行いました。
しかし、仕事の都合などにより参加できない人も当然いましたし、パソコンが使えない人も多く、負担には大きな差がありました。
私はパソコン作業全般を請け負い、印刷業者に出向いての打ち合わせも請け負いました。
パソコンができる人でないと、修正が二度手間になるためです。
その後メンバー全員で作業したのは、完成した広報誌の仕分けのみでした。
学校側は、先生のアンケートや写真撮影のときに協力してくれましたが、作業内容についてはこちらに任せきりでした。
もう少し1人ずつの負担が均等になれば、敬遠されがちな役員の仕事も、もっと参加しやすくなるのではと思いました。
PTA役員選出でパソコンができるかできないかで変わる
1. お名前(ニックナーム)
のっぽ
2. 住んでいる地域
近畿
3. PTAでどんな役割を担っていたか?
PTA会長
役員選出の時、人数がすごく少ないところなのですが、兄弟がいると「上の子の時にしたから」と断る人もいて、結局さらに少ない人数の中から決めないといけないということに。
誰もしたくないのは一緒なのだから、みんなが協力しながらしていければいいが、何かと理由をつけて役員から外してもらおうとする人もいるので困りました。
また、ある年によっては、仲の良い人同士だけで話し合い、楽な役をしておこうと先に決めてしまう人もいるので困ります。
さらに、PTA会長となると学校の仕事だけでなく、近くの他の学校の役員になった方が集まり、子育てについて話し合ったりなどの機会もたくさんあるのですが、行ってみれば話し合いは少しです。
あとは雑談と結局帰ってくる時間がすごく遅く、子育てのためと集まっているのにただの雑談では全く意味がなく、何のために集まっているのかと思ってしまいました。
そして、今はパソコンの時代です。
PTAからの案内、アンケート、何かの集計など結構パソコンを使わないといけないことが多いですね。
パソコンが使える方はいいのですが、全く使えない方は、同じ役員の方にお願いしたりと、結局自分のしないといけない仕事が意外にも増えてしまい大変な思いをしました。
本業がグラフィックデザイナーってことでポスターや横断幕の仕事を押し付けられた
1. お名前(ニックナーム)
19en61do
2. 住んでいる地域
関東
3. PTAでどんな役割を担っていたか?
一般会員
私は子供が中学生の頃、特に役員ではなかったのですが、PTA活動でポスターや横断幕などの制作のお手伝いをしたことがありました。
なぜかというと私はグラフィック・デザイナーですので、「こういう作業は貴方のような人こそ得意であるに違いない」と皆が言い、何となく私がボランティアで制作作業をやることになってしまったのです。
ですからPTAの謝恩会や慰労会など、各種様々の横断幕などを作ったものでした。
最初の話では、
「皆で一生に力を合わせて作りましょうね。決して貴方だけに仕事を押し付けたりしませんから安心してください」
ということでした。
それで私も、「みんなでやるなら私も手伝うのは当然だな」と思い、引き受けたのでした。
ところが実際にポスターや横断幕などを制作する時になると、基本デザインもレタリングもイラストもレイアウトも、何でもかんでも私ばかりが引き受けることになってしまったのです。
その時の皆の言い分は、
「素晴らしい。さすがはプロですね。素人ではこんなに素敵なものは作れません」
というものでした。
とにかく皆で私を褒めまくり、私も強く断ることはできなかったのでした。
やはりPTA活動というものは、理由はどうあれ、特定の誰かの仕事の比重が大きくなってしまうべきではないと心の底から実感しました。
パソコンのある家が少ないので学校に足を運ばないといけない
1. お名前(ニックナーム)
しえろん
2. 住んでいる地域
関東
3. PTAでどんな役割を担っていたか?
PTA副会長
毎年4月の保護者会で各クラスから7名の委員を選出しています。
本校では児童1人につき1~2回委員をやることが多いのですが、高学年になるほど委員決めが難航します。
今年も5年生の時点でまだ1回もやったことがないという人はほどんどおらず、「もう1回やったからできればやりたくない」という空気の中で最終的に数名はくじ引きになりました。
それでも5年生はまだ「ここで2回目をやっておけば6年生ではやらなくて済む」と考える方がそれなりにいるので何とかなりますが、6年生はできるなら逃げ切りたいという感じでほとんどの委員がくじ引きになってしまっています。
お仕事をされている方が年々増え(特に高学年)PTA活動を負担に感じられる方が多くいることは承知しています。
事前の希望調査にも「夕方以降の集まりや自宅でできる仕事ならできるけど、昼間は無理です」という声が届きます。
やりたくないわけではないのだという意思表示をしていただけるだけでもありがたいと思います。
ただ、現状の委員の活動内容は自宅でできるものはあれど、結局日中の会議に持ち寄る必要があるため、多少は学校に足を運んでいただく必要が出てしまいます。
自分が本部役員をやってみて、いろいろな方のお話を聞くと、思っている以上に家庭でインターネット環境が整っている方は少ないです。
皆さんが自宅でパソコン作業ができ、添付ファイル付きのメールの送受信ができるのであればもっと簡易化できそうなことはたくさんあるのですが、地方の公立小学校でいろいろな経済状態の方がいらっしゃるので、それを前提にすることは難しく、改革は進みません。
「できる人ができることを」という精神で一人一人の負担を小さくして、無駄を省いて行けることを理想として現在小さいところからコツコツと改革中ですが、「できることがありやる気もある」人にその仕事を割り振ることができないのは大変もどかしいです。
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