今回はPTAのボランティアで学校周辺の除草についての投稿がありました。
目次
学校の草刈りや木の伐採など年々参加者が減っている
1. お名前(ニックナーム)
こぎくん
2. 住んでいる地域
九州
3. PTAでどのようなボランティア活動をしていましたか?
学校内の木の伐採や校庭と校舎周りの草刈り
PTAのボランティア活動として学校内の木の伐採や、校庭と校舎周りの草刈りというボランティア活動を定期的に行っています。
PTA会員の父親数名と校長先生をはじめ教職員数名で行っています。
これとは別に秋の体育祭の前には全PTA会員で、グラウンドや校庭、駐車場、テニスコート、校門周りの草刈りなどの奉仕作業も行っています。
また草が生えやすい春先から秋口にかけては校長先生が2週間に1回ほど草刈りを行っています。
今のPTA活動の問題点は生徒減少によるPTA会員の減少です。
PTA会員の減少により、体育祭前の奉仕作業だけでは学校全体を綺麗にすることはできなくなり、前出の父親有志と教職員によるボランティア活動が必要となってしまいました。
本音を言うとこのボランティア活動には全PTA会員の父親が出て来てほしいのですが、草刈機械を扱うことができないとか刈り取った草を運ぶ軽トラックを持たない方が増えてしまいました。
結局、草刈機械や軽トラックを所有する農家のPTA会員の父親だけしか参加していません。
この問題を解決するために、学校のOB組織を作るとか、地域有志による学校支援ボランティア団体等を設立したいと考えています。
もしくは外注化をしてプロの方にお任せする、というのも致し方ないのではないかと思います。
私が子供の頃は保護者と一緒に除草した記憶はない
1. お名前(ニックナーム)
nikiniki
2. 住んでいる地域
4. 中部
3. PTAでどのようなボランティア活動をしていましたか?
学校周辺の除草作業
過疎化地域では少子化の影響もあり生徒数が年々減少しています。
PTA活動自体はそれなりに生徒数がある頃と変わらずありますし、むしろ生徒数の減少に伴い教員の方の数も減ってきているので、PTAが担う役割も相対的に増加している部分もあります。
私の子供の通う学校では体育祭前にグランドや学校周辺の草むしりを保護者と生徒が一緒に行っています。
作業すること自体に個人的には不満もありませんが、こういった活動を果たして保護者が行わなければならないのか少し疑問に感じます。
生徒数が多い頃であれば生徒が除草をしたり、学校には用務員の方もいるので、保護者が行わなくてもいい場合もあります。
私自身の子供の頃は保護者と除草作業をした記憶はありません。
PTA活動といってもすべての保護者が参加できるわけでもないので、どうしても不公平感も出てきてしまいます。
このような奉仕活動に加え、恒常的に部活動での送り迎えなど保護者の負担は増えており、一概に子供の為だからとは割り切れない状況も出てきています。
”これまで行って来た行事だから”という理由で行事を惰性に継続していくのではなく、PTAの補助が必要であるなら学校の行事を削減したり、規模を縮小したり、他校と合同で行うなどの方向にしていかないと、今後どんどんPTAの負担は増えていくのではないかと思います。
学校周辺の除草作業で一計を案じて参加者が増えた話
1. お名前(ニックナーム)
ファントム
2. 住んでいる地域
関東
3. PTAでどのようなボランティア活動をしていましたか?
年2回の学校敷地内の除草作業
子供の中学校は4学区が一緒になった合同中学校。
学区の絆は地域性の違いもあって、学区ごとでは強いものの、他学区とは今一歩の様子。
ある地区では学区から通う生徒が少ないので、親たちの目や関心が学校にも向いて、PTA活動にも理解と熱意を持って取り組んでくれる。
ある学区では通う生徒が多いから父兄の数も多く、
「自分が活動に参加しなくても大勢いるから大丈夫、カバーできるでしょう」
というように、PTA活動には会費は払うけれど参加はしない方のほうが多い。
その温度差や不公平感がそのまま学区の隔たりになり、潜在的な問題となっていました。
長年続く年2回の除草作業を学区ごとに場所を分けていることすら、知っている父兄と知らない父兄がいました。
そこで、ある年、前期の除草作業の分担を事前のお知らせの裏面につけ、場所ごとに必要な道具や人数を計算し、連絡網でもそれを流してみました。
「自分も参加しないと地区の分担が完了しないかも!」
という気持ちに駆られた方が増え、除草作業に、たくさんの方が集まってくれるようになりました。
後期は学年ごとの場所の分担に変更してみると、今度は他地区の父兄でも同学年の親同志という親近感が生まれ、終了後にあちらこちらで、世間話の輪ができて、思いがけず交流の輪が広がりました。
「次年度もよろしく」と声を掛け合う姿が見られ、そのほかのPTA活動も誘いあって参加される父兄が少しづつ増えました。
父兄の繋がり、人間関係がそのままPTA活動には直結するのだと実感したできごとでした。
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