役員選出

少子化や共働きが増えたせいでPTA役員のなり手が年々少なくなっている

投稿日:

PTA役員選出についての投稿がありました。
多くの学校ではPTA役員のなり手不足になっているのが現状ですね。

目次

PTA役員になってくれる人が見つからない

1. お名前(ニックナーム)
三匹のママ

2. 住んでいる地域
北海道

3. PTAでどんな役割を担っていたか?
PTA副会長

 

子どもの学年に関係なく、毎年引き受けてくれる人がまず少ない、見つからないことが問題になります。
新学期が始まった時点で、この人なら受けてもらえそうだと目星を付けておかないと、いろいろと情報が流れるため「大変忙しくて…」や「私には荷が重いから」などなどの理由でお断りされてしまいます。
もちろん引き受けてもらう人の人柄も見つつ探すので、PTAとしてはかなり顔の広い人がいると助かります。

 

お子さんの多い人はすごく助けてもらえました。
小さいお子さんがいる人だと仕事も限られらるので、引き受けてもらってもお互いが申し訳なくなってしまうので、この点も考慮しています。
今の事情で共働きの人が多いので、なかなか時間を取ってPTA活動に参加出来るという人が減っていることも事実なので、無理に押し通すことも厳しいのが現状です。

 

子どもたちが楽しく安全に学校生活をしていけるように全体で見守っていかなければならないのが、本来のPTAですが、ままならない状況になっています。
まあ、中には
「そんな面倒くさいことやりたくないし、いちいち学校に行かなくちゃいけないのも嫌だわ」
という言って上手く逃げ道を作って、活動に参加しない人も増えているのも実情です。

 

地域では強制参加のPTAですが、自由参加活動に切り替えた学校もありました。
子どもがPTA行事に参加出来ない点が残念だけど、これも時代なのかなと思います。

 

PTAの無関心によって役員をやってくれる保護者が減っている

1. お名前(ニックナーム)
Mineosaurus

2. 住んでいる地域
四国

3. PTAでどんな役割を担っていたか?
PTA会長

 

PTA活動について私は子供の小学校時代に会長職を2期務め、3期目に仕事上の理由で辞退した。
役員選出について一番の問題はPに当たる保護者の方に活動自体にあまり熱心な点が見られなかったことだ。

 

1期目を引き受けた時はある日の夕方、玄関のチャイムの音でドアを開けると、そこに校長先生が立っていた。
PTA活動に疎遠であった私に、まわりまわってお鉢が回ってきたというところだった。
校長先生は毛むくじゃらのだるまみたいな人だったが、生徒たちから愛されていた人格者でした。

 

最初に出席したPTAの委員会では他の役員が決まり、学校主導の組織的な印象が強かったが、いったん引き受けた方々は学校行事やボランティア活動に非常に熱心であり、子を持つ親として非常に心強いことだった。
世にいうモンスターペアレントは当時の学校には見えなかったように思う。
運営は非常にスムーズであった。
これは一つにはPTAの家族側に相当数のベテランがおり、それぞれが何をすべきかを熟知していたことによるといえる。

 

でも、それは反面、新たなPTA活動に自分の自由な時間を惜しげもなく割き、学校と子供たちをTである先生方とともに理解し、卒業まで見守ってゆこうという親がいなくなっていたという側面をもっていた。

 

他人の子供たちに関する無関心と無理解が垣間見える状況が、少しずつ広がっていたのだと思う。
親同士のつながりもそれにつれて極めて隣接した者同士に縮小されてゆき、PTAは形骸化した組織になり始めていたのではないかと今では考えている。

 

時代に合ったPTAの在り方を見直す必要がある

1. お名前(ニックナーム)
ikeda39

2. 住んでいる地域
九州

3. PTAでどんな役割を担っていたか?
PTA会計監査

 

PTA活動の役員選出は基本的に持ち回り決議になっており、PTAのメンバーの大半が揃っての選挙という形が取れていません。
なぜならば、PTAのメンバーになられた方もフルタイムで仕事をされている方がたくさんいらっしゃるために選挙をするということに現実的に無理があり、持ち回りで決議をせざるを得ないという実情があります。
持ち回り決議で役員を選ぶとなると、役員に選任された方が毎日朝から夜遅くまで仕事をされている方である場合、その方が仕事を休んでまでPTA活動に参加せざるを得なくなり、家計に影響を及ぼすことにもなりかねないというところが問題です。

 

子どもたちの学校環境を良くするために保護者と先生が協力して文化祭や運動会、近隣の河川やお寺等の清掃活動を行っていますが、PTAの役員のみならず、その他のPTAのメンバーもカレンダーの休日に仕事をされている方もたくさんいらっしゃるので、PTAが本来活動する場面で全員が揃ってイベント運営に協力できません。

 

それぞれのご家庭での仕事とPTA活動の両立が難しくなっている現在では、PTAの活動そのもののあり方を見直さないといけないということが一番の問題であると実感しています。

 

年々、子どもの数が減っているのにPTAの役職は以前と同じ

1. お名前(ニックナーム)
おはようぱんだ

2. 住んでいる地域
中部

3. PTAでどんな役割を担っていたか?
その他の委員

 

PTA活動の問題点は、役職が多すぎることだと思います。
私の子どもが通う小学校は1学年2クラスで、各クラス20数名、全校で300名程度の小規模の学校です。
子どもの数はどんどん減っているのに、役職の数はずっと昔から変わらず、クラス役員、本部役員、広報、安全、家庭教育など、細々とした委員会の役員まで含めると、相当な数があります。
この時代に必要なの??と思うような役職があったり、平日の昼間に学校へ行かなければならない用事も多々あります。

 

役員の任期が1年なので、疑問に思う事があっても、なかなかやり方を変えられないという実情も過分にありますが、子どもの数に合わせてPTAの体系を見直す必要があると思います。
本当に必要な役職だけ残し組織をスリム化するとか、平日の昼間に学校へ行かなければならないようなやり方を変えるとか。

 

ほとんどの親が、学校のPTA役員と子ども会の役員を掛け持ちしていたり、子どもが2~3人いる家庭は毎年何らかの役員をやらざるを得なかったり、PTA役員と地域の組長などの掛け持ちをしています。
フルタイムで共働きの家庭にとっては、かなり負担が大きく、会社の有休を使って何とか対応しているような状況です。

 

少子化や共働きが増えたので上手く工夫することが必要だ

1. お名前(ニックナーム)
やさぐれ母ちゃん

2. 住んでいる地域
東北

3. PTAでどんな役割を担っていたか?
その他の委員

 

今は働くお母さんたちも増えてきたため、委員で集まろうとしてもなかなか集まらず、役員を決めようとしてもなかなか決まらなかったり、行事が目の前に迫っているのになかなか作業が進まないこともありました。
委員によってはLINEなどで連絡を取り合ったり、集まれるお母さん方だけで黙々と作業を進めていくところもあるようです。

 

また、活動するのはお母さんが多いのですが、女性ならではのいじめや嫌がらせなどもあり、PTA活動で心を痛める人も多かったです。
元々やりたくない役員を無理やり頼まれて引き受けている人が多く、自分から積極的に活動している人が少ないため、どうしても一人一人の作業にばらつきが生じるため、不満や不平を言いだす人も非常にたくさんいました。

 

普段参加していなくても何か大切な行事などの時は参加するというお母さんもいました。
それはそれで大変ありがたかったのですが、打ち合わせの段階の話をほとんど理解しないで本番に臨んでいます。
そのため、なかなかうまく活動できないでまごまごしている姿を見かけることも多いです。
そのようなときは内容を理解している人たちが側についてしっかりと指導することも大切だと思います。

 

少子化の今、活動できる親の数自体が減ってしまってきているので、どこのPTAも縮小傾向にありますが、うまく工夫をしていくことで楽しく気長にやれればいいのにと思います。


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