よりよいPTA改革をする上でのヒント

子どもが小学校に上がると同時にPTA活動に携わるようになります。
そのため子どもの成長を喜ぶと同時に悩みの種となります。
現在のPTAの抱える問題点を挙げてPTA改革のヒントになれば幸いです。

現在のPTAが抱えている問題点

本来PTAとはParent Teacher Associationの略で親(Parent)と教師(Teacher)の協会(Association)となります。
そして、任意加入の団体のため本来は結成や加入は自由となっています。

 

PTAの理念として保護者と教員がお互いに学びあって教養を高めることや、児童生徒の健全な発達に寄与することとなっています。
そのため「子供のために」という錦の御旗を掲げて保護者に協力を要請してきます。

PTAが実質強制加入・自動加入している事情とは?

PTAは任意加入の団体となっているのは周知の事実です。
身近なものに当てはまるとボーイスカウトや子供会、町内会と同様に加入するもしないも各家庭の自由となります。

それなのに子供が小学校に入るとPTAに加入するかしないかを聞いてくる学校がどれほどあるでしょうか?

多くの保護者はこれに疑問を持ちつつも「仕方ない」など思いつつPTA活動をしていると思われます。
こうして学校がPTAの任意加入というのを周知しないのもわかっていながらやっています。

まずは学校側はPTAを学校の下部組織かのような意識でいることです。
学校側の本音としては
子供の教育はプロの学校に任せてPTAはその協力をしろ!
と言わんばかりなのです。

また任意加入を周知すると当然PTAに加入しない人が一定数出てきます。
すると、PTA会費を集めることが出来ず、PTA自体のパワーが弱くなってしまいます。
そして各学校のPTA会費はPTA連合会や日本PTA全国協議会へと上納されてます。
少子高齢化によって子どもの数が減っているのに
PTA会費という金ズルを減らしたくないのが本音なんじゃないでしょうか?

また、PTA会費の一部が教師の組合でもある日教組にも流れていて、ひいては社民党や共産党へその資金が献金されています。
教師たちは「子どもたちのために」という呪文を使って保護者にPTAへの協力をしてくるわけです。

 

そのため、PTAに加入しないというのは「人でなし」や「非国民」というレベルのレッテル貼りをしてきます。
この平成が終わろうとする時代にいつまで戦前や戦時中の精神性を押し付けてくる気でしょうか?
多くの保護者は学校の本音を薄々感じているのではないのでしょうか?

学校はPTA活動で保護者同士の潰し合いを奨励している

PTA役員や各種の委員は本当に大変な思いをしています。
特にPTA本部役員は毎日のように学校に出向いて会議や打ち合わせなどをしています。
また、各種の委員もボランティア活動で日々頑張っています。

 

そうして真面目PTA活動をしている方については非協力的な保護者に対して「ずるい」という感情が出るのは自然なことだと思います。
また、非協力的な人にとっても今のPTA活動にはムダが多いと感じながら、ここはこうした方がいいんじゃないかとPTA改革を提案しても叶わないことを知っているから協力しないと思っている人が多いはずです。

 

学校側はこのように保護者同士でいがみ合っている状態を放置して具体的なPTA改革を提案してくることが永遠にありません。
なぜなら学校及び教育の現場ではいつも20年遅れの意識でいて、役人独特の事なかれ主義を基本としているからです。

 

前例重視のお役所的なシステムをPTAにも適用しているため、一度始めた仕事や行事をやらないという意識が希薄。
PTA予算を期間中に消化するため無理やり支出を行ったりします。
当の学校やPTAは無駄なんじゃないかと薄々気がついていながら、毎年やっているからというだけの理由でズルズルと毎年同じことを繰り返しているのです。

 

そこで、非協力的な保護者を「ずるい」と思っていたり、真面目に活動している人を「意識高い系?」などと思っているといつまで経っても学校側の思うツボです。
お互いに叩く相手を間違っています!

 

現在真面目にPTA活動をしている方も非協力的な方も、時代に合ったスリムで気軽に参加できるPTAを望んでいると思います。
保護者同士いがみあってイライラしながらPTAと向き合いますか?

当ブログのPTA改革に役立つコンテンツ

実はあえて口汚い言葉を使ってこのページの記事を書きました。
PTAの問題というのは、当たり障りのない言葉で書いても伝わらないと思ったからです。

当ブログでは皆様のPTAに対する実情や悩みを集めてPTA改革に役立つコンテンツを揃えてゆくつもりです。
そこでPTAに関する本の書評とPTAお役立ち記事を掲載してゆきます。

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